
「わたしのマンスリー日記」 第29回 人生の“聖火ランナー”
「人生の“聖火ランナー”」
三浦先生からファンレターが届いたのが6月1日。それをもとに雑誌『BAN』8月号の巻頭言として書いた「ドクターのファンレター」の草稿を三浦先生に送ったのが6月12日。その後のやり取りで「今度来られる6月19日にでも感想をおきかせください。」とお伝えてしてありました。
私は他の原稿に追われながらも、心密かに「その日」を待っていました。ところが、意外や意外! 前日6月18日の夜に感想が届いたのです。
谷川さん
いつも素敵なご連絡をありがとうございます。
原稿を読ませていただきました。とても感動して涙が止まりませんでした。
私のファンレターを素敵な文章にまとめてくださり、本当にありがとうございます。
とても光栄で嬉しく、明日の訪問まで待てず、夜分遅くに返信を失礼いたします!(笑)
実はふと出た「伴走」という言葉は、私も少し近しいオリンピック選手のことを思い浮かべておりました。
『ALS 苦しみの壁を超えて』の本を読んだ時に、谷川さんはふと、人生の"聖火ランナー"みたいな方だなと思いました。
以前、テレビでどこかの国の聖火ランナーの映像が流れた時に、観に来ていた沿道の子供たちが感化されて、一緒に走り出すという心温まる瞬間を見たことがあります。
谷川さんはそのランナーのように、「生きる」のレールを走っている中で、1人2人とパワーを与えていき、感銘を受けた方々が一緒に走り出しているんだなと思いました。
なので、私も「一緒に伴走したい!」と思い、「伴走」といった言葉を使わせていただきました!
なので、谷川さんもふと、立ち止まりそうになった時はほんの少しだけ後ろを振り返ってみてください! 谷川さんは決して1人ではなく、たくさんの方達が一緒に伴走しています!
なので、皆さんと一緒に、どんなゴールだって谷川さんは目指して走っていけると私は思っています!!
今夜も6月とは思えぬ蒸し暑さですが、爽やかな素敵な夢を見られますように! また明日、谷川さんにお会いできるのを楽しみにしております!
三浦慶奈
(6月18日22:14)
